登場組織
朱金の翼
[組織名/指導者:ユシェラ/赤・青・翠の三大師団保持]
母体は連合政府の正規軍。ユシェラを指導者とし、反旗を翻す。軍事力を行使し、荒廃した世界に秩序を取り戻そうとしている。
紺碧の炎
[組織名/指導者:ロステム及びエリクル]
軍事蜂起した朱金の翼に対抗すべく組織された集団。 独裁者の個性に打ち立てられる軍事政権の危険性を叫び、民主主義の擁護を訴える。現在はエリクルが指導者的位置にいる。
人物:朱金の翼
フィラーラ=シェアリ
[17才;主人公;朱金の翼;浄化能力]
浄化能力を保持する少年。普段は物静かなほうだが、時折激しい感情を見せる。ユシェラに対しては強い信頼感情を持っており、意外と素直。浄化能力の子細は不明。
ユシェラ=レヴァンス
[27才;朱金の翼最高司令官]
苛烈な思想と、果断な行動力を持つ青年。 誰もが絶望する世界の中でも、なすべき事を見失わず、行動を移す。奇麗事を言う前に、行動を起こすタイプ。
サラザード・アル=ゼゼン
[赤の陸戦部隊師団長]
実直な人柄の軍人。年若いユシェラやフィラーラに対しても、臣下の礼をとる。組織では仲介役も伝え、若い兵士達からは父のように慕われている。
レヴィア=カッシュ
[25才;青の空戦部隊師団長]
朱金の翼が解放した街の一つで、ユシェラに才能を見出された青年。尊敬の念が強い余りに、ユシェラを神のように思ってしまっている。フィラーラを嫌悪している。
アフィーカ=カークス
[翠の海戦部隊師団長]
朱金の翼において、唯一参謀的役割を果たす紅一点。 かなりの策士で、ユシェラの信頼も厚い。現在は本土防衛を一任されており、前線には出てきてない。
スツーカ=フェルナンディ
[青の空戦部隊師団長付き副官]
間の抜けた喋り方をする、童顔の少年。 取っ付きにくいと思われているレヴィアの副官を好んで務めている。
人物:紺碧の炎
エリクル=カーラルディア
[19才;主人公;紺碧の炎指導者]
連合政府高官の愛娘。朱金の翼の攻撃にあい、家族を失った。復讐を決意したエリクルは銃を取り、紺碧の炎に参加する。後、女神と称えられ、象徴的立場に立つ。
滝月惺(たきづきせい)
[28才;学者出身;紺碧の炎総参謀長]
連合政府によって監禁されていた日本人科学者を両親に持つ。世間知らずな純粋さを持ちあわせていて、類希な軍事才能を持つ割に、人の良さが抜けていない。エリクルに好意を持っている。
クォーツ=アシュグレイ
[紺碧の炎の将軍]
連合政府時代に軍に属していた、唯一の職業軍人。隻腕である。皮肉屋であるが、エリクルと惺の二人をひどく気に入っている。
人物:朱金、紺碧外
ザナデュス=オルク
[暗殺者]
飄々とした人柄で、気に入った人間の為なら命のやり取りを気軽に行う。組織に頼らず生きていく能力を保持する、数少ない人間。
テュエ=トゥース
[暗殺者]
元はレゼンに雇われていた暗殺者。フィラーラ暗殺に失敗した後、ザナデュスと行動を共にするようになる。
デアリード=ガーズ
[17才;ヴェスト一般人]
孤児。すさんだ環境の中でも純粋さを捨てないで生きてきた稀な人物。ある少女に一目惚れをすることになる。
アレナ
[24才;ヴェスト一般人]
まっすぐな心根を持つ娘。デアリードと血は繋がっていないが、弟のように大切に思っている。
早坂真夜(はやさかしんや)
[生物学者;29才]
謎の多い男。個性的な容姿をしているわけではないが、眼差しがあまりに暗く、陰気なものを持っている。